あきれるしかないか

☆是々非々☆

政権が変わってもニュース報道の方はこの大転換をまだ理解できてないようです。ある時はマニフェストにこだわり続ける必要は無いといい、ある時はマニフェストに謳っていることが危うくなってるという。またある時は今回の選挙で国民は民主党のマニフェストに期待して投票した人は少ないといいながら、国民は期待しているという。どれもこれも同じ人が同じニュース番組の中で言うのだから、支離滅裂。

ニュース番組に必要なのは、浅知恵なキャスターのコメントではなく取材だと思います。より多角的に情報を捉え提供し、視聴者が考えることを促すこと。より深い取材で、ニュースの表面では理解できないことを視聴者が知り、短絡的な世論になることを避けることではないでしょうか。

民主党は実は野党時代から、会見を開放していました。要するに記者クラブに所属している報道機関だけの会見にせず、ニコニコ動画やネット記者にも会見に参加できるようにしていたんです。この情報開示の姿勢は従来に比べて大転換になっています。公式会見の報道はもはやテレビや新聞だけのものではなくなっています。テレビや新聞が官僚の既得権益を批判しますが、実は批判している側こそが既得権益にこだわっているのが現状のようです。

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