アースデイ・残念なこと

アースデイって知ってますか？
聞いたことはあるって人もいると思いますが、このアースデイには２種類あります。一つは今月迎えるアースデイで、これはアメリカの上院議員が、環境問題についての討論集会を提案し集会した日を記念して４月２２日となってます。これに賛同して今、世界各国で４月２２日もしくはその近くの土日にアースデイイベントを行うようになりました。

宇和島は地域産業が自然環境に左右される街なのに、アースデイに市を挙げてのイベントを行っていないのは残念です。
そしてもうひとつの理由で（こっちのほうが切実かも）宇和島市が関心を持たないことが残念だと思うことがあります。
2種類のアースデイのもう一つのほう、それは毎年春分の日が世界共通のアースデイと定められているんですが、これは国連で地球環境について考える日として提案されたものです。

実は毎年国連ではこの日に、国連本部にある「日本の平和の鐘」が鳴らすことと定められています。そしてこの平和の鐘は宇和島市の市長を務めた中川千代治氏寄贈によるものです。

今年の３月、宇和島がニュースとして取り上げられたものは、桜の開花宣言。市長自ら現場に出て宇和島をアピールする意味もこめて映像が流れました。しかし次の週、国連でアースデイを世界に知らせるためにつかれた鐘が、宇和島から届けられたものだということは、ニュースとして流れません。ローカルでさえも・・・。この街がアピールするべきものを把握できないことが、とっても残念な気がします。

＊ちなみに国際平和デー9/21とアースデーの年２回、この鐘を鳴らすことは国連の伝統となっています。

CALIENTE!

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